冷たい病室の窓に映った
癒えない傷跡なぞって
醜い感度で近づくきみの目
嫌いな
透明な色で
もう何もない僕の中は
奪わないでよ
求めないで
失くして
気づいた
世界は暗くて
優しく笑って
見せて欲しいだけ
二人で果てまで辿り着けたのなら
本当の世界を見つけられたのかな
本当の幸いが
何かは分からず
何処かに行けば見える
独りで彷徨い続ける
もう何もかも透明になって
きみのその声聞きたくて
失くして
気づいた
世界は暗くて
隣で笑って
聞かせて欲しくて
二人で答えに辿り着けたのなら
見つめて
好きだと言ってくれたかな