みちゆき - mimei
僕らは辿り流そう
足の船にも塗れやしない
夢中夢中の愛のころ
悲しい火の粉が這うばかり
君の喉にも戻れない
嘘と目ごとの狭間から
誰から鏡を覗かせる
あなたの海を望んのか
僕にだけを教えてほしい
たとえそれが叶わずに
一人の温もり続いても
悲しい音色が
増していく