雪の辙 - 茶太 (ちゃた)
詞:るーと
曲:ぺーじゅん
丸くて大きなからだ
長いお髭がとても似合ってる
粉雪が舞い 凍える体を
包んでくれた
一緒に駆け抜けた時間は
いつも私が置いてけぼりで
猫のくせにって
しっぽを振りながら
笑ってた 君
二つの手を重ねる
あぁ 喧噪の中
必死で生きてきた
夏のあの日々
いつでもそばにいるよと
そう 君がくれた
やわらかな存在
深く大きな瞳
まっすぐな眼差しを
もう一緒には走れない
君の顔も霞んで 見えない
いつか教えてくれた
生きる意味 信じているから
雪道が赤く染まる
ただ 暖かくて
続くはずのない
暗闇の孤独
最期の願いと想い
この手で抱きしめ
幾千の消えた
願いを胸に抱き
愛する君の血になる