水戸黄門旅日記 - 三波春夫 (みなみ はるお)
詞:藤田まさと
曲:福島正二
風吹くままに花は散り
雲行くままに人は去る
世の移ろいを観るなれば
貧しきものも富むものも
おなじかりねの露の宿
あゝ水戸黄門の夢はるか
身は百姓にやつせども
昨日のにしき今日のぼろ
かくせぬ旅の旅衣
たずぬる里のむなしさは
道を説きつつ泣くこころ
あゝ水戸黄門の道はるか
つばくろの春がんの秋
めぐりし国は数あれど
廻りし事のおもいでは
心を責むるものばかり
ぎしんいちどうなお遠し
あゝ水戸黄門の旅はるか