色褪せた古いアルバム
淡い想い出
あの日の君に逢いたくて
指先に君をみつけた
幼いみんなが
何も知らずに笑っている
いつもそう
どんな時も
君を見つめていた
瞬きさえもどかしいくらい
夜明けすら待てないくらいに
この胸刺す痛みが
恋だと気付いたのは少し先
醒めたような
その表情に
何処か遠くへ
行ってしまうような気がしていて
服の袖ぎゅっと掴んだ
小さなわたしは
何も知らない子供じゃない
思えばそう
この時もう
君が好きだったんだ
視線の先いつも探してた
街の中似た声に惑う
鼓動跳ねる理由が
恋だと気付いたのは少し先
ああ季節は巡るよ
スピード上げて
私たち大人になる
誰よりも近くで
数え切れない想い重ねて
瞬きさえもどかしいくらい
夜明けすら待てないくらいに
この胸刺す痛みが
恋だと気付いたのは少し先
少し待っていて