或るキリスト者は告解室を去る、唯だ信仰のみを抱えて(feat. 初音ミク) - こんにちは谷田さん/初音未来 (初音ミク)
終わりの見えない
小説のような毎日に
幼き日の景色など
思い出せないまま
白い煙のままで消えていくこと
仮に私がそれを望んでいても
神の両眼にはすべてすべてが
焼きついていること
記憶が誤魔化そうとも
「真っ白なままで
息ができたなら」
悍ましいこと
積もる雪は濁っていく
息をする度に灰色に染まる
心臓の底沈んでいく
いつかの淡い記憶
終わりの見えない
小説のような毎日だった