天の川に 裂かれた 二人
逢いたい 逢えない 募る想い
淡い淡い 期待を抱いて
笹の葉に 祈り捧ぐ
かつて二人の
世界に溺れてしまい
遊情に怒り
天帝は引き裂く
天の川の大河を隔て
健気に働くの
見かねて会う事から許す
一年一度切り
織姫様への 今宵逢える
一年待った 会いたい気持ち
長い 長い 暗間の中
待ち焦がれた時が来た
やっと会えた 彦星様との
遠い 遠い 距離は消えて
上で二人の 天の川の
距離は零で交わるの