晴れた空は幾つもなく
色を変えて やがて消えてく
最寄り駅で君とみた
空には今日と同じ雲
あの日の空に 風が吹いた
遠い記憶
ゆらり ふわり 浮かんでいる
手を伸ばしても届かないけど
君と一緒に捕まえたいな
碧空に浮かぶひこうき雲
手を繋いでる君の声が
聴こえてくるよ
君がくれたその笑顔は
今もずっと変わらないまま
君がくれた温もりが
徐々に消えてく帰り道
君と見ていた 白い雲が
重なり合う
遥か遠く 手を伸ばして
肩を寄せ合って街を歩いた
空高く舞う ひこうき雲は
いつか消えてしまうのかな
もしも遠く離れていても
見つけ出すから
手を伸ばしても 届かなくても
その手を握り締めるから
また一つ 願いを叶えて
この空の下で