夢見たのは
色のない向こう岸
空には青い太陽が
時には赤い体温が
冷たい風が
僕達の街を壊して
儚い季節も
空には無数の十字架
置いてきな
此処には
何もないと知って来たのかい?
温めた巣手放した鳥は
忘れないその帰り道
色のないその視界の中
嘘という大きな過ちに
気づいていたのに